INTERVIEW.01

スタッフインタビュー

HAYATO YAMAZAKI
山﨑 隼人

本社 営業部 営業1課
2016年入社

大事な仕事を任せられたからこそ、
お客様の事を考えて寄り添って仕事する事が
一番大切だと思います。

西日本カワヨでの業務内容

酪農家と肉牛農家に輸入牧草と配合飼料を販売させて頂いています。わかりやすく言えば牛のエサを販売している仕事です。私は兵庫県の本社で営業担当として勤務しており、担当エリアは兵庫県と岡山県になります。カワヨではエサの販売だけでなく、牧場も経営しているので実際に農家の仕事を経験することができます。自分もお客様の立場になってお客様に寄り添って仕事ができることが、私にとって大きな経験になっています。

入社のきっかけ

私は愛知県でも田舎の育ちなのですが、昔から農家の方と接する機会が多く畜産の業界にも興味がありました。しかし入社の決め手となったのは面接時に副社長が新神戸の駅まで迎えに来て下さったことです。転職活動の中で他にも2社から内定をもらっていたのですが、この上司の下で働いていきたいと感じ、働く上で大事なことはやはり人であると思い入社を決意しました。

入社直後の印象

入社して3ヶ月間は研修期間になります。座学や上司との同行営業、自社農場での研修を通して取扱商品からモノの流れ、酪農や肥育の知識を学んでいきます。入社3ヶ月以降は一定のお客様を引き継ぎ一人で営業に行くようになります。それ以降も随時、配合メーカーの研修会に参加したり、分からないことはお客様に教えてもらったりしながら日々多くのことを学んでいます。実際に一人で営業をすると飼料を販売するためには飼料のことだけではなくて畜産業の様々な知識や情報が必要とされていることを実感しています。覚えないといけない事が多く大変ですが、上司、先輩が手厚くサポートしてくれるので不安を感じることもなく仕事に取り組めています。

職場の雰囲気

仕事に関しては社員一同真剣に取り組んでいますので緊張感があります。時には厳しいことも言われますが、ワンフロアで上司や同僚との距離が近く、相談すれば親身になって話を聞いてくださる方ばかりなので、風通しが良く働きやすい環境です。縁もゆかりもない土地での一人暮らしということもあり、社長をはじめ皆さんが私の住環境や食生活などにも心配してくれ声をかけてくれることがとてもありがたく感じています。おかげさまで毎日楽しく働けています。

仕事の魅力とやりがい

私のお客様はほとんどが個人経営の牧場なので、お話しさせて頂いているお客様は皆さん経営者になります。毎日経営者の方々と商談できることがこの仕事の魅力ですね。またエサはお客様の経営上、大変重要な位置を占めています。生産コストの中でもエサ代は多くを占めますし、どのようなエサを使うかによって乳量や肉質に与える影響も大きいからです。自分が販売したエサがお客様の収益に影響を与えるといっても過言ではありません。そのように責任の重い仕事だからこそやりがいを感じています。

苦労したことと失敗談

在庫管理にはいつも苦労します。お客様のエサの使用量は出産や出荷、導入によって常に変動します。また気候の変動によって牛の食べる量も変わってきます。多くのお客様のエサの使用量や在庫状況を把握するのは大変ですが、エサ屋にとって在庫を切らしてしまうことはご法度なことです。在庫が切れてエサやりの時間や量がいつもと変わると牛の体調にも大きな影響を与え乳量や肉質が低下する原因となるからです。私も以前、在庫管理の見込みが甘くお客様から「今晩のエサがない」とお叱りを受けたことがあります。その時は急遽予定を変更し自分で配達し事なきを得ました。今ではまめにお客様と連絡を取り合って、在庫切れを起こさないように余裕を持ったデリバリーを心がけています。

印象に残る仕事

入社してから2年目でアメリカに牧草の買い付けに行かせて頂きました。カリフォルニア州で45度を超える猛暑の中、汗とほこりまみれになりながら良いものを探して1週間ひたすら畑を見て回りました。同じ牧草でも茎の太さや葉の付き具合で牛の食いつきが全く違ってきます。またお客様の好みも様々なので、それぞれのニーズに合ったものを選んでいくことが重要になってきます。1週間、百以上の畑を検品した中で、あるお客様の好みに合いそうな牧草があったので思い切って購入しました。実際にその牧草を輸入しお客様に届けたところ大変気に入って頂き、1年間分の受注を頂くことができました。今でも訪問する度に「この草はいいね。」とお褒めの言葉を頂いています。初めて自分の目で見て仕入れた牧草がお客様に喜んで頂けた事が一番印象に残っている仕事ですね。

自身の成長を感じる部分

カワヨでは新人営業でも自分の判断で販売単価を決めることができます。仕入れから販売まで自分で考えて行動させてもらえることが、自分自身の成長に繋がっていると思います。今、70軒のお客様を担当させて頂いています。70人の経営者と交渉するという大事な仕事を任せて頂いている事で責任感も身に付きました。

将来の夢や目標

実務的な目標ですが、まずは販売数量をしっかりとキープしていきたいです。そのためにも日々の営業活動の中でお客様のニーズをしっかりと把握し、仕入れと販売に反映させていきたいです。まだ入社2年目なので真面目に着実に努力し、いずれは「山﨑に任せておけば大丈夫」とお客様から信頼されるような営業マンを目指していきます。

西日本カワヨに必要な人

お客様の事を考えて寄り添って仕事ができる人が必要だと思います。他社も同じ様な商品を販売しているので、商品以外のところでいかに付加価値をつけるかが重要になってきます。営業職として商品はもちろんのこと自分自身も売り込むという気持ちを持てる方が向いていると思います。常に目配り気配り心配りを意識し、行動することが求められます。