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パートナーの声

SPECIAL INTERVIEW

Anderson Hay & Grain Company
Brent Mallon

当社との取引が10年以上続く、高品質な粗飼料を世界へ提供しているアメリカの大手飼料会社「アンダーソンヘイアンドグレイン社」のブレンドマロン氏にお話を伺いました。

西日本カワヨの印象と取引を選ぶ理由

まず、組織としてのまとまりがある、非常にプロフェッショナルな集団であると思います。また、北海道から沖縄まで、日本全国を一社でカバーできる西日本カワヨのネットワークは、パートナーシップをとる上で、非常に優れている部分があると判断しています。

ここ10年間の業界の推移

時代の流れとともに牧草の輸入販売事業は、形態を変化させてきました。以前はまず大手商社との取引を行い、現物は問屋に卸され、牧場へ出荷販売されるという流れでした。その流れでは間に問屋が入る為、牧場の意見を現地から収集できず、商社との歯車も噛み合わなくなることも少なくありませんでした。現在は殆どの大手商社が牧草の輸入販売から手を引き、西日本カワヨのような専門商社が直接輸入販売を行うことが主流となっています。それに伴い我々アンダーソン社も直接牧場の声を聴けたり、問題への対策などを一緒に考えることができるようになり、以前より安全な取引ができているように思います。

アメリカから見る今の日本市場

アンダーソン社は日本以外にも様々な国や地域へ牧草の販売を行っています。過去日本はアメリカ西海岸の牧草輸出量の割合70%のシェアを持っていました、その後色々な国がアメリカ牧草を輸入するようになり、日本の牛の数は離農や敷地の問題で低下し、現在日本へのシェアは28%となりました。

シェア以上に日本を重要視される理由

1972年から牧草の販売をしているアンダーソン社において一番最初の輸出国が日本でした。他国のマーケットは今でこそ規模が大きくなりましたが、その分大きなリスクも伴います。現在日本への輸出量は年間200万トンと平均化されており、ボリューム・金銭的にも安定した商売ができるメリットがあります。縮小したマーケットの中でも安定しており、まだまだ市場価値は高いものがあると我々は見ています。